海の校舎は、実際に海の校舎に入居して働くものづくりのクリエイターと、地域のまちづくり協議会のメンバーによって運営されています。また、校舎は市より賃貸させていただき、廃校になった小学校を民間と地域がともに借りる整備に協力いただいて、3者の力を合わせて構想しできあがった施設になります。
クリエイターは、海が近い木造のノスタルジー溢れる環境で仕事をしたい。
まちづくり協議会は、地域活性や廃校となった学校に賑わいを戻したい。
市は、廃校の利活用や地域活性の手助けをしたい。
わたしたちは、この校舎を使って利益を上げることを目的とはしてません。
持続可能な形でクリエイターが学校を使い続けることで、地域の賑わいが生まれ、地域の財産ともいえる小学校が使われその活気が風景に残り続けます。
また、学校を実際に使うクリエイターと地元地域がともに運営をすることで、入居者にも地域にも良い形で運営することを第一として計画されています。
わたしたちはシェアオフィス運営のプロでも企画会社でもないので、運営に不慣れでおぼつかない部分が多くでてくるかもしれませんが、クリエイターと地域が第一になるような使いやすさになるよう努力していきます。
新しく入居する方も、「もっとこうだといい」「ここはこうしたほうがいい」など、ぜひ口を出して欲しいと思っています。
海の校舎の計画は、オープンする3年前、旧大島東小学校が廃校になった平成30年から試行錯誤し、関係各所とやりとりを続け、ずっと想い温めてきました。木造の校舎、目の前に広がる海、鳥のさえずり、桜の木。昔からあるそれらの情景は、わたしたちの心に安らぎを与えてくれます。
いろんな仕事が生まれる場にしていきたい。
いろんな出会いが生まれる場にしていきたい。
いろんな人が集まる学び舎にしていきたい。
海の校舎をみなさんどうぞよろしくお願いします。
NPO法人 海の校舎大島東小 一同