about

シェアアトリエ 海の校舎

海の校舎はクリエイターのためのシェアアトリエです。

瀬戸内の穏やかな海のそばにありながら中心街から車で15分。
145年の歴史ある小学校の木造校舎からは目の前の海を一望でき、
ノスタルジー溢れる豊かな環境で日々クリエイターが制作をおこないます。
交流から生まれる知識や技術のシェア。

また定期的なワークショップやマルシェなどの
オープンアトリエでお客様や地域とつながる場もつくります。

笠岡市 大島

笠岡市は岡山県の南西に位置する南は瀬戸内海、
北は緑に囲まれた自然豊かな町であり、国道2号線、
山陽自動車道笠岡ICやJR笠岡駅も有する交通の利便性も恵まれています。

その瀬戸内海に面した場所に位置する「大島」には、
笠岡諸島を一望する御嶽山みたけさんや、
新鮮な魚を手頃に買える大島美の浜漁協が賑わっています。
休日にはサイクリングやドライブで訪れる人も多い一帯になります。

あいさつ

海の校舎は、実際に海の校舎に入居して働くものづくりのクリエイターと、地域のまちづくり協議会のメンバーによって運営されています。また、校舎は市より賃貸させていただき、廃校になった小学校を民間と地域がともに借りる整備に協力いただいて、3者の力を合わせて構想しできあがった施設になります。

クリエイターは、海が近い木造のノスタルジー溢れる環境で仕事をしたい。
まちづくり協議会は、地域活性や廃校となった学校に賑わいを戻したい。
市は、廃校の利活用や地域活性の手助けをしたい。
わたしたちは、この校舎を使って利益を上げることを目的とはしてません。

持続可能な形でクリエイターが学校を使い続けることで、地域の賑わいが生まれ、地域の財産ともいえる小学校が使われその活気が風景に残り続けます。

また、学校を実際に使うクリエイターと地元地域がともに運営をすることで、入居者にも地域にも良い形で運営することを第一として計画されています。
わたしたちはシェアオフィス運営のプロでも企画会社でもないので、運営に不慣れでおぼつかない部分が多くでてくるかもしれませんが、クリエイターと地域が第一になるような使いやすさになるよう努力していきます。
新しく入居する方も、「もっとこうだといい」「ここはこうしたほうがいい」など、ぜひ口を出して欲しいと思っています。

海の校舎の計画は、オープンする3年前、旧大島東小学校が廃校になった平成30年から試行錯誤し、関係各所とやりとりを続け、ずっと想い温めてきました。木造の校舎、目の前に広がる海、鳥のさえずり、桜の木。昔からあるそれらの情景は、わたしたちの心に安らぎを与えてくれます。
いろんな仕事が生まれる場にしていきたい。
いろんな出会いが生まれる場にしていきたい。
いろんな人が集まる学び舎にしていきたい。
海の校舎をみなさんどうぞよろしくお願いします。

NPO法人 海の校舎大島東小 一同

history & community

大島東小学校は明治6年に現在とは別の場所に本村小学として創立し、
複数の合併や改称を経て昭和25年に大島東小学校という名前になりました。

現在立っている校舎は改築と移築を経て昭和31年に木造1舎、
37年に木造2舎が移築、39年に幼稚園舎、昭和55年にRC造3舎が落成しています。
そして多い年で355名の児童数を有した当小学校は、
平成30年3月に児童数11名のもと閉校式が行われました。


大島は西大島、西大島新田、海の校舎のある大島なかの3つの地域があり、
自治会の「大島まちづくり協議会」が活発に地域活動を行っている地域です。
サロン事業を行ったりイベントでは売り切れ続出の大島バーガーの販売も
大島まちづくり協議会の特徴的な活動のひとつとなります。

地域学び合い事業

海の校舎では地域学び合い事業として、地元学校の生徒や地域住民へ
ものづくりをはじめとする学習やワークショップを実施しています。

現代の子供たちにとって馴染みのない木造校舎で、
学校では学べないものづくりの体験や地元企業とのふれあいを、
地域住民にとっては懐かしい風景の中でのものづくりの体験を通して、
海の校舎と地域のつながりづくり、そして郷土愛醸成の一端をになるよう
活動を行っています。

supported by
萩原工業 株式会社